5連休旅~Day3-1「戸隠五社参り①」


『5連休旅~Day2「ひたすら走る400km」』のつづきの10/22(水)、この旅のいちばんの目的である、長野市・戸隠神社の五社をめぐって参拝したときのお話です(長くなりそうなのでいくつかに分けます)。
上の写真にあるように、せっかくなので御朱印をもらっていくことにしました。今までもいくつか神社を巡ったけれど、御朱印帳を持つのは初めて。白の龍神さまデザインにしました。
さて、まずはその日の朝、車中泊させていただいた道の駅・あおきから移動しまして、


戸倉上山田温泉・戸倉観世温泉へ朝風呂に来ました。
こちら、朝の4:30から営業しているというありがたい温泉で(料金も安くて300円)、後でまた説明しますが、戸隠神社の五社参拝はとっても時間がかかりそうなので、とにかく早朝からやっているところを探したところ、こちらが良さげだったので、昨日の夜にがんばって道の駅・あおきまで移動したという顛末。
中央の浴槽は、時間によって湯の色が変わるとのことで、行ったときは透明感のある緑色だったかな? とってもいいお湯でした。もう1つ木製の浴槽もあったのだけれど、お湯はどっちも一緒? よく分からなかったので、どちらも浸かっておきました。
ちなみにこの近く、同じ戸倉上山田温泉で、万葉超音波温泉というのもあって、こちらもとっても氣になったのですけれど(朝4:00から営業で480円)、まぁ、機会があればまた来ましょう。


禊を終えて、まずやってきたのがこちら、一の鳥居苑地。
今は取り壊され無くなっているのですが、もともとはこの地に(上の写真ではなくて、後に説明します)に鳥居があって、つまりここから参拝するのが正式だった模様。なので、「戸隠古道入口」と書かれています。




そういう場所なので、まさにこれから古道を歩いて、参拝に向かう団体さんとかち合いました。この最後の写真の下の方、分かりにくいですが丸っこい形でコケが生えているところ、ここに鳥居が立っていたようです。
というところで、五社参拝の距離感をざっと説明しておきますと……、
〈一の鳥居跡〉~徒歩約100分/車約10分~《宝光社》~徒歩約15分/車約3分~《火之御子社》~徒歩約15分/車約3分~《中社》~徒歩約30分/車約5分~〈奥社参道入口〉~徒歩約40分/車不可~《奥社・九頭龍社》
……となってまして、ここから全部歩くとなると約200分、つまり3時間以上かかるんですね、片道で。
上の写真の人たちはたぶんツアーか何かの人で、片道行ったきりでいいんでしょうけど、自分1人の場合、車を停めた地点まで帰ってこないといけないので、さすがにキツイなということで。

はい、一社めの《宝光社》までは車で移動しました。ここからは《奥社》まで歩いて行こうかなと思います。
前述したとおり、かなり歩くことになるので、

《宝光社》鳥居前にあったこちらの自販機で、戸隠の湧水を購入して、いざ参拝!


最初の最初っから、階段がキツイ!



《宝光社》参拝後、冒頭にあげた御朱印帳と御朱印をいただきます。


神輿庫の横から始まる参拝道「神道(かんみち)」。
神輿庫の前にいたおばさまたちに「これから歩いていくんですよー」と言ったら、「アンタ、鈴持ってないやないの!?」と言われ、「鈴?」と思いましたが、

今まさに世間を騒がせているクマ対策の話でした。おばさまたちの話によると、ここ長野市でも、善光寺の近くで目撃情報があったらしいです。
そんな話を聞いたので、最初は若干おっかなびっくり歩いていきますが、しかし、

道中には「クマ除けベル」が設置されていたりするので、派手に鳴らしながら歩いて行きました。

ついでに言うと、《宝光社》~《火之御子社》あたりではちょうど伐採作業が行われていて、重機の音が響いていたので、クマさんもさすがに寄ってこないでしょうと一安心。

森林浴を楽しみながら歩いていくと、

途中、「伏拝所」があって、その横には、


「NHK小鳥の声放送記念碑」があったりもします。

そうこうしているうちに、《火之御子社》に到着。こちらは無人なので、御朱印は《中社》に着いてからいただきます。
戸隠神社は、「天岩戸開き」神話ゆかりの神々と、地主神として九頭龍大神を祀っている神社ですが、《火之御子社》の御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)。「天岩戸開き」と言えば、2016年に某人といっしょに参拝したことのある天岩戸神社などが有名ですね(参考>『激震・九州ツアー~chap.23「歌舞さんと巡礼旅~後編」』)。

《火之御子社》に社務所はないですが、「夫婦杉」があったり、

「西行桜」があったりして、桜の時期に来てみると良いかも。

ハートの切り株も見つけました☆
という辺りで、写真が多くなってきたので、つづきます。