2020ふくしまの旅~chap.13「9年目の浜通り・2」
2020年3/9(月)~16(月)、ふくしま旅のまとめ~その13。前章はこちら>chap.12「9年目の浜通り」。
■3/14(土) ~ part.1
本日は、相馬港、松川浦方面へ。
道の両サイド、何もなくてスッキリしてますが……今回も9年前の写真をアップしてみると、
海岸沿いはたいてい、どこもこんな感じだったのです。
そして現在、
小さな緑が育っています。はやく大きくな~れ☆
さらに北上していきまして、
鵜ノ尾岬あたりのトンネルの上に、何やら見えてきたのでちょいと寄り道。
さてここは、9年前ではなくて、15年前の2005年1月1日の写真と比べてみましょう~!
パーキングのところに、「ふるさと相馬」の歌碑が建っています。
東日本大震災のときに流され、泥に埋もれていたところを発見され、再度こちらに建立されました。そのとき、百体地蔵尊の1体が寄り添うように立っていたということで、お地蔵様もそばに立っていらっしゃいます。
それで、もともとはセンサーが付いており、前に立つと歌が流れる仕組みだったのですが、
15年前のものがこちら。センサー付いてます。
ちなみに脇には、
「シルバー専用」の椅子が置いてありました(笑)。
そして、トンネルの上にあるのが、
百体地蔵尊が並ぶ「お地蔵通り」……ですが、こちらも津波で流されたせいで、現在は発見された五十二体のお地蔵様だけ並んでらっしゃいます。
お地蔵様の写真、15年前は撮ってないのですが(興味なかったんですかね?汗)、トンネルの上からの風景、
上が現在、下が15年前。雪の元日だったので、お地蔵様も雪で埋もれてたのかな?
あとここには、
夕顔観音堂があったり、
鵜ノ尾埼灯台があったり、
海洋調査船へりおす慰霊碑があったり。
……と写真をアップしてしまいましたが、上のリンク先を読むと、震災前は(今も?)心霊スポットとして有名な場所だったらしいです。
だからというわけでもないでしょうが、この辺の写真も15年前は撮っておらず、唯一かぶっていたのが、
灯台までの道のりから見える相馬共同火力発電所。
うん、まぁ、同じ人です。あとは鵜ノ尾岬桟橋。
こちらも津波で流されたのでしょう、現在はちょっと味氣ない感じではあるものの、しっかりとした実用的な桟橋になっておりますが、
2005年のものはこんな感じ(桟橋自体はあんまり変わらないか?汗)。
で、せっかくこの2人が写っているので、他の写真もアップしておくと、
テンションの上がる牛タン&あんどぅ。分かる人にだけ分かればよろしい(笑)。
そうそう、大学時代の研究室仲間と「相馬まで初日の出を見に行こう~☆」的なノリのドライブで、あと2人いたような……ってことでつづきます。