英彦山登山~後編

12/13(土)、『英彦山登山~中編』のつづき。

中岳の頂上に建つ、英彦山神宮の御本社(上宮)に辿り着き、さて、霧がかってきているし、小雨もぽつぽつ降り始めてきたし、何より寒いしで、どうしたものかと話し合ったところ、「南岳まではすぐっぽいから、とりあえず行ってみましょう」ということになりました。個人的な目的の1つ、山頂でコーヒーを淹れる、というのもありますしね(何のために大きなザックを背負ってきたと思っているのだ!)。

で、上の写真、どこが南岳へのルートでしょう?

正解は左下、青い看板の向こう側を下りていきます。

うむ、白い。展望も何も、あったものではない。

とはいえ、10分くらい歩いたところで、

南岳山頂に着きました。

英彦山は、北岳の標高が1192m、中岳の標高が1188.2m、南岳の標高が1199.5mとのことなので、ここがいちばん高いところです。そして都合よく、近くに休憩用テーブルがあったので拝借いたしまして、

山頂のランチターイム♪ ごはん担当がさてぃ君、コーヒー担当がもちろん私です。

ザッセンのミルじゃなくてね、もっとコンパクトなものが用意できればもう少しマシだったものを、これだけの器具+カップ2つ持ってきたので、ザックがパンパンなのでした。そして帰りも、量が少なくなるワケではないので、改良の余地ありまくりの装備です(次の機会があれば、もっとコンパクトなミルと、重ねられるカップを用意しましょう。そしてやっぱりエアロプレスかな?)

そんなことよりも、雨風の中コーヒーを淹れたワケですが、なかなかお湯は沸かないわ、じっとしているとどんどん寒くなってくるわで、割と苦行でした……。山伏さんたちも、雨の山頂でコーヒー淹れればいいのに。

その後、「行くか戻るか迷ったら、安全なほうを選ぶのが鉄則ですよ」という、至極まっとうなさてぃ君の言葉に従いまして、来た道をそのまま下っていくルートを選択、上宮のある中岳まで戻ってきました。

同じ道を通っていても、視点が変わると別の道のように感じるのは僕だけでしょうか?

上の写真は、行きにも見た、かっちょいい形の岩の反対側。

龍神さまの水を帰りもいただきまして、写真は龍神さまの前にある池のコイ。でかい。

それから、行きはまだ開いていなかった英彦山修験道館にも立ち寄る。中は写真撮影禁止なので外観だけ。

さらに下ってきて、杖を借りたお土産屋さんのところでお茶をいただく。あったまる~。

お土産なんかも買いまして、

歴史民俗資料館にもなっている財蔵坊にも寄ろうとしたら……閉まってました。いちおうまだ、15時前だったんですけどねぇ。しょーがない。

そんなこんなで、英彦山登山も無事終了~。

登山後は、ひこさんホテル 和で温泉はいって、疲れを癒したのでした(泉質はあんまり特別な感じはしなかったけれど、湯温高めで、冷えた体にちょうど良い感じ)。

そんな英彦山は、前述したように北岳・中岳・南岳があり、それぞれのルートごとに見どころがあり、また四季折々の景色も楽しめるようなので、機会があればまた挑戦したいところ。

ひとまず、上宮が参拝可能になる春以降かな? それまでに、雨男体質をどうにかしましょう(←なるのか?)。

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