福島・仁木・余市こども祭り 【@北海道】
2015年8月5日(水)、北海道余市郡仁木町にある、放射能から子どもを守る避難・保養プロジェクトの保養施設、山の家“きょうどう”にて開催された「福島・仁木・余市こども祭り」に出店させていただきました。ストーリー的には、「2015夏・北海道ツアー~11:余市、ふたたび」のつづき。
こちら、福島から保養に来ている“福島キッズ”のお祭りと、仁木と余市のこども祭りが合体したもので、イベントの内容とか進行とか、すべて子どもたちで考えて実行に移したものだとか。そしてその“福島キッズ”のサポート役(?)の北海道エコビレッジ推進プロジェクトさんのさらにサポート役(??)としまして、賑やかしに行ってきました!
画にするとこんな感じ。オレンジが映える、ステキな場所です☆
さて、そうこうしているうちに、開会式が始まりました。
こちらの進行も、そしてあいさつ文の内容も、すべて福島キッズたちが考えたそうです。
とてもしっかりとした内容で……けっこう胸に刺さります。
そう、この子たちは“保養”で来ています。2011年以降、毎年……。
本来なら、福島のどこか、親戚の家とかで遊んでたかもしれないのに、わざわざ北海道まで来ることになって4年目。この子たちをはじめ、いまだ仮設住宅での暮らしを余儀なくされている人たちもいるというのに、どこぞの原発は再稼働するとかそんなこと……事故の後始末もまったくといっていいほど進んでいないのに、本当におかしな話ですよね。再稼働に躍起になってる人たちにとって、それらの人々の生活なんて、どうでもいいんでしょうか?
この子たちの声は、届いていないんでしょうか?
最近ほんと(それこそ2011年以降急速に)、いろんな問題が世間を騒がせていますが、いま日本がもっとも注力すべきなのはここだと思うんですけれど、違うんでしょうか? あのとき、心を1つにしたのではなかったのでしょうか?
……と、柄にもなくアレコレ考えてしまいますが、しかしこの日、しがない旅カフェにできることと言えば、この場をちょっとでも盛り上げ、子どもたちに楽しんでもらうことくらい。
はたして、その役割が果たせたかどうかは分かりませんが、いつものように、お祭りの様子をレポートしたいと思います!
福島キッズお手製のゲームたち。
ここで遊ぶには専用のチケットが必要で、
チケットの販売も、当然自分たちでやってます。大人はそのお手伝い。
なんか焼いてたり(なんかって……汗)、
フランク焼いてたり(ぐるぐる)、
お野菜とかお菓子とか売ってたり、
クレープ焼いてたりと、おいしいものも十分揃ってます♪
あとは……、
流しそうめん! みなさん、上のほうでスタンバッていますが、
正解はここだと思います(流れすぎ)。
……これは反則じゃないんですか?(汗)
バルーンな方も登場し、オウム作ってもらってます☆
ってな感じで、みんな楽しそう♪
そんな中、ラポラポ前はというと……、
ほら、ちゃんと持ってきた甲斐があるでしょう?(笑)
そして時間は過ぎて行き、クライマックスは「千本桜」をみんなで歌おうというもの。
山の家に、みんなの歌声が響き渡りましたよ~♪
こうして「福島・仁木・余市こども祭り」も無事に終わり、北海道での思い出がまた1つ、胸に刻まれたのでした。
……と、終わってみれば、楽しませてもらったのはむしろ僕のほうだったのかもしれませんが、何はともあれ、この日この時間をご一緒させていただいた皆さま、本当にありがとうございました!
北海道ストーリーは「2015夏・北海道ツアー~12:さよなら、北海道!」につづきます!