激震・九州ツアー~chap.22「歌舞さんと巡礼旅~中編」
3/11(金)~4/22(金)までの九州ツアーを振り返る日記・第22話。第21話はこちら。
対応する当日投稿はここらへん。
・4/3(日)「2人のウズメ」
和歌山からやってきた歌舞(かぶ)さんとともに巡る聖地巡礼の旅2日目。
この日は、高千穂~天岩戸あたりを目指しますが、まずはその途中、
“日本三大下り宮”の1つ、草部吉見神社から。
ということで、写真を見てお氣づきでしょうか?
たいていの神社だと、鳥居をくぐって→階段を「上って」→社殿がありますが、
こちらは鳥居をくぐって→階段を「下って」→社殿がある、くだり参道を持つ構造になってます。
こういう構造を持つものを“下り宮”って言うらしいですが、「三大」とはいうものの実際3つしかなく(?)、残りの2つは宮崎県にある鵜戸神宮と、群馬県にある一之宮貫前神社とのこと。
手水舎の神紋、“鷹の羽五枚”。
3枚に見えますが、残りの2枚で円を描くように囲っています。
カッコいい屋根を持つ本殿。
装飾も細かく彫られていて、
鷹が猿の口を、無理矢理こじ開けようとしているの図? なんかすごい。
神楽殿には御神木の枝が。
こちらが御神木。
そしてさらに「下った」ところに、“不老長寿の水”が湧き出る塩井社が。
上から見るとこんな感じ。
塩井社っていうのはたぶんここ。水はほとんど空っぽ。
なので、こっちに湧き出ているのが“不老長寿の水”かしら?
そしてこの子は彦八井耳命(ヒコヤイミミノミコト)に退治されたとかいう大蛇かな?
ともかく水を少しいただきまして、帰りは当然、
「上る」ことになりますわな。
最後は上を向いて帰ることになるから、何となく氣分はよいかも?
……って、最初の寄り道ですでに写真を10枚以上アップしてしもた(汗)。今日のメインは、最初に書いた通り、天岩戸~高千穂なので先を急ぎまして、
天岩戸神社到着。
まずは手力男命(タヂカラヲノミコト)さんのいる、西本宮から。
手水。つかいかたの説明がまるで魔法少女(笑)。
祓所。
石灯籠のアタマが、まるくてかわいい。
ふくろうさんが乗ってたりもする。
御神木・招霊(おがたま)の木。
「天鈿女命、天岩戸の前に神楽を奏し給ふ時、其枝を持ちて舞はせ給へる神楽鈴」
西本宮拝殿。
この向こうに天岩戸が見える天岩戸遥拝所があって、そちらに行くには授与所で案内を申し込みます。
神楽殿。カッコよく撮れたと自画自賛(笑)。
そしていよいよ天安河原へ向かいますが……なんかすでに長くなってきたので、第23話へ続きます。