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直島旅~第1章

10月8~9日の直島ドライブ日記の第1章。前回の序章で仮眠をとってから就寝に至るまでの1日目の物語です。ちなみに一般的な直島観光としては、ほとんどの施設が明日休館になるため、行きたいところは今日中に回っておく必要あり。まぁでも、だからこそ明日は静かに楽しめそうですけどね。

はい、起きました。まずは仮眠場所から近い家プロジェクトのある本村地区の散策に向かいます。

地図を確認しつつ、一番近くの「南寺」にて観賞チケットと11:00からの整理券をゲット。ここは一度に観賞できる人数が限られているため、先に来て整理券を受け取り、観賞できる時間を確認しておくのがベストなんですよ~……ということを事前に調べていたわけではないのですが、結果的にそうなったのでラッキー。これも日頃の行いが良いおかげ?

さて、11:00までにはまだちょっと時間があるので、他のところを見て回りましょう。ちなみに、家プロジェクトの建物内は撮影禁止なので、お外の写真が多いです。そして路地が狭かったりもするので、ここから先は広角レンズと魚眼レンズさんに頑張ってもらいましょう。

「南寺」横の鳥居をくぐり、随神門三輪途道を上った先にあるのが八幡神社。そこの番犬……もとい狛犬の阿形。良い表情です。

家プロジェクトの1つ「護王神社」。こちらの狛犬さんには天然素材の日除け付き。

「護王神社」の見どころとしては、地上と地下の2つの世界。地下は懐中電灯片手に暗闇を抜けて……という感じ。戻ってきたあとにも「お~」ってなります、たぶん。

歩いていると出くわす壁アート。こういうちょっとした細工がナイス。

もちろん、花もキレイに飾られていたり。秋ですね~。

この後、「南寺」に戻って観賞。ここはね~……いいッスよ~。今回、予約してなかったので「きんざ」は見てないんですが、家プロジェクトの中では僕はここが一番感動しました。「Who ara you?」なハプニングがあったのもプラス点。だって真っ暗ですもんね。

直島町役場もなかなかオシャレ。後ろから見るといろんな形の窓があります。これ、中はどうなってんでしょうね~? 役場には入っちゃダメってこともないだろうし、ちょっと覗いてみれば良かったかな?……と、今さら思ってみますが、そのときは華麗にスルーしてしまいました。

そして到着したのは「はいしゃ」さん。ここは建物内もさることながら、外で写真撮影してくれるおじさんのテクがすごいらしいです。鏡とかガラスとかの反射をうまく利用してるっぽいんですけど……僕らは華麗にスルーされました。いや、いいんですけどね。

いっちょ場で休憩~。

その後に行った「石橋」「碁会所」は、縁側に腰掛けてゆっくりしたいな~というところ。そして「角屋」のキーワードは数字ですね、ってことで「きんざ」以外の家プロジェクトは観賞終了。しかしこの辺は、普通に歩いているだけでも面白いです。

この路地の狭間にあるのがあき缶アートをしていらっしゃるお店。

そしてまたまた壁アート。ほんと、宝さがしみたいです。

というあたりでお腹も空いてきたので、「本村ラウンジ&アーカイブ」に置いてあったパンフで気になったカフェサロン中奥さんにてランチ。

ちゃんとしたメニュー名忘れちゃったけど、カレーソースのかかったオムライス。ケチャップバージョンもあり。

こちらはアイスカフェラテと、ハチミツとジンジャーのシフォン。このシフォンおいしかった!

お腹もいっぱいになったところで、お次は地中美術館

こちらもゲート内から撮影禁止なので写真は無かったりするんですが、アート作品の展示スペースは、先に一番下まで行ってから、ウォルター・デ・マリア>ジェームズ・タレル>クロード・モネの順番で回るのがベターかと。僕らは自然にこの順序で見たんですけど、ジェームズ・タレルの部屋の待ち行列が一番長いので、ここの行列が短いならとっとと見てしまったほうが良いかもしれません。

その後は地中カフェでゆっくりするもよし……ですが、食べてきたばかりの僕らはパスさせてもらって、直島銭湯「I♥湯」に向かいます。

行ってみると、正面にはすごい人。でも、写真だけ撮って帰る人や、お土産だけ買って帰る人も多いので、実際に入浴する人は意外に少なかったりします。というか、僕らが入ったときは空いてました。銭湯なので備え付けの石鹸やシャンプーは無いですが、中もしっかりアートしているので入ってみるべし! そして正面右からの写真を撮りたいなら、向かいのお宅にお住まいのおばあちゃんが出てくる時間帯に合わせるべし!

そんなことよりも鼻毛が出てない~。残念!

お風呂とコーヒー牛乳を堪能した後は、宿泊先である直島ふるさと海の家「つつじ荘」へチェックイン。

泊まるのはモンゴル式テントのパオ。トレーラーハウスも捨てがたかったけれど、やっぱりこっち!

中はこんな感じで広々~。これは楽しい!

すぐ前に広がる海には夕日が沈み……、

空は真っ赤に染まるのでした。

この後、BBQを食べつつ、お酒を飲みつつしながら夜は更けていき……。

パオの灯りが点々と灯る中、やさしい眠りに誘われるのでした。つづく